オリベの定番のこと RSS



オリベのあたらしい定番のこと。

ブランドをやりはじめて10年が経って、「定番」としてやっていくと決めてから、さらに10年の歳月が流れた。ただこっちが定番と決めたから、続けられたわけじゃない。支持されてナンボ、売れない定番は必要ない。じゃあ、なぜここまで続けられたのか。いろんなことが、ようやく分かり始めた。次に行ける。やっと、そう思えた。 10 years after we started the brand we decided to focus on "standard" garments.And it has been another 10 years since then.The reason the brand survived wasn't that we decided to focus on standards. It ’s about how many you can sell - there's so point in a standard item that doesn't sell. So why did the brand manage to survive? I feel like I've begun to understand wily.And I finally feel like I can move forward with the next thing. ------------------------- オリベのあたらしい定番 「スタジオオリベ」がディリーウェアブランドとしてスタートしたのは、1999年のこと。毎シーズンがむしゃらに、追われることも楽しむように、たくさんのアイテムを企画し、生産していた。そこから時代は流れ、自分たちの考えも徐々に変わっていく。ちょうど10年後にあたる2009年。「あたらしいものを生み出していく努力より、作ったものをさんざん着て、履いてもらえるように伝えていく努力のほうを大事にしたい」と、パンツ4型、ジャケット1型の定番5型だけ残し、作り、売り続けていくことを決めた。正直、賛否両論あった。が、同時に反響もあり、当初は驚くほど売れた。が、だんだんシーズンを経るたびに、ゆるやかに売り上げは落ちていった。ただ作ることは、決してやめなかった。デザインや価格も変えず、ずっと愛を注ぎ続けた。そして、もう10年経った2019年。もとの定番をすべからく生かしながら、少しのマイナーチェンジを施し、あらたに2型を加えたパンツ5型を「オリベのあたらしい定番」として、再スタートさせることになった。 New ORIBE Standard. It was 1999 when we started STUDIO ORIBE as an everyday wear apparel brand. We designed and produced numerous products for each season all while enjoying the rush and pressure of it...

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